1949-05-12 第5回国会 衆議院 農林委員会 第20号
○井上(良)委員 大体わかりましたが、すなわち量から質への、食生活の改善、これがわが國將來の食糧の方向でなければ、わが國の食糧問題の基本的解決はないのでありまして、その面から油糧の受け持ちます重要性はきわめて大きいのでありまして、この油糧がいかに食生活の中に合理的に取入れられるか、すなわち澱粉、蛋白、脂肪が、われわれの生活に合理的に取入れられるとき初めてわれわれの食生活は安定するのでありまして、その
○井上(良)委員 大体わかりましたが、すなわち量から質への、食生活の改善、これがわが國將來の食糧の方向でなければ、わが國の食糧問題の基本的解決はないのでありまして、その面から油糧の受け持ちます重要性はきわめて大きいのでありまして、この油糧がいかに食生活の中に合理的に取入れられるか、すなわち澱粉、蛋白、脂肪が、われわれの生活に合理的に取入れられるとき初めてわれわれの食生活は安定するのでありまして、その
それらは一つ社会保障制度審議会の議題にいたしましてよく御檢討を願い、我が國將來の社会保險或いは社会保障における最も重要ポイントであるこの点を解決したい、こういうように思うのでございますが、現在といたしましては大体そういうような状態に相成つておるのでございまして、一部負担制度等の実施等によりまして、それらの是正が若干できるのじやないかと、こういう期待を持ねておるわけでございます。
昨年四月、極東委員会において、日本民族將來の繁栄と幸福に重大なる関係を有し、日本國將來のあり方を規定する重要問題が、決定されたのであります。すなわち、日本の産業水準は一九三〇年より一九三四年の線を越えてはならぬという規定ができたのでありまして、当時全国民をして、暗い氣持と將來の不安に追い込んだのであります。
航空保安業務に関しましても、常識から考えましても、將來わが國が平和條約を締結し、あるいは現在においても航空権の確保ということは少くともわが國將來の独立を獲得する面においては、領海權と同様に航空權については、至大の影響をわれわれは考えなければならぬ。
從いまして私は当面の國鉄労働組合の問題処理のために、その理由を重点的に考えられて國鉄の機構改革を考えるということは、本末を顛倒しているように考えまして、わが國將來の計画に大きな支障があるのじやないか。こういうふうに直感をいたして、しばらく成行きを靜観しておつたのでございます。私どもは過去の経営協議会において、しばしば國有鉄道の機構編成について研究を続けて参りました。
從つて國家の公務担当の内容を、法律をもつて規定することについては、われわれはとやかくは申しませんが、その半面をなしている勤労者の基本的人権を、一方的な政策のもとにこれを制限し、これを彈圧し、これを剥奪するがごときことは、日本國將來のためにまつたく遺憾千万であると思うのであります。この点を委員の皆さんにも十分お聞き取り願いたいと私は思うのであります。
○大矢政府委員 現下の企業のあり方に再檢討を加えてその健全化をはかることは、わが國將來の経済復興によつて必要であることは否定することはできないと思います。しかしながら、このことは企業の経営その自体の再建整備されるべきでありまして、いたずらにこれに便乘して、必要の限度を越えて大量の人員整理を企図するがごときは嚴に戒しめるべきであらうと考えるものであります。
そうすればこの三百万町歩の波丘地帶というものは、わが國將來の有酪農業にとつても、あるいは食糧改良の一つの方法としても、最も價値のある土地である。さように考えて、現在農村に特に小委員会を設けて、この計画立案のことを今始めております。
又國民大衆を常に文化的であるこの電化の生活を実施せしむることが、我が國將來の文化國家建設の基盤であろうと確認するものであります。 以上を以ちまして私の電源開発に関する具体策の説明といたします。御清廳を感謝いたします。(拍手)
○宇都宮則綱君 先般お手もとに請願として差出しておきました大分縣別府市は周知のごとく、戰前においてはただに國内のみならず、廣く全世界人の來遊する國際的温泉都市であつたのでありまして、ここに私が申し述べるまでもありませんが、終戰後の今日におきましては、わが國將來の大方針である觀光國策の面にクローズアツプされまして、近く國際觀光港の指定を見ようとしている現状であります。
否むしろ國際觀光の事業こそは、我が國將來の繁榮と國際親善を齎すものと斷言して憚らないと思うのであります。然るに我が國現下の實情を考えて見ますと、産業經濟政策やその他の國土計畫には萬全の努平を傾けておるように思われますけれども、いわゆる局處對應療法の域を出ないものであつて、拔本塞源的な政策である觀光施策の樹立を見ていないのは、頗る遺憾とするところであります。
これは業者との関係もありまするが、併し我が國將來のことを考えますると、生命保險制度によりまして、相当この歳入金融方面におきましても、回收資金を貸出せる途が開けるわけなのであります。そこまどお考えになりますかどうか、更にこの大きな制度を調査研究し、又具体案を立てるにつきましては、どういう組織をお持ちになりますか。
この観点より、私は極力銑鉄及び鋼片、半製品の輸入を促進し、平炉及び電氣炉、または圧延を中心とする伸縮容易にして世界市場の変動に應じ得る生産方式に改めることこそ、現下の危機を救い、わが國將來の鉄鋼政策を確立する一石二鳥の方策なりと信ずるものであります。